お茶は、焙煎でもっとおもしろい。

焙煎シリーズ

いつもの香りを、焙煎からたどる。

お茶を淹れるより前に、茶葉に火を入れる時間があります。道具や焙じ方、茶商の工夫を、17本の記事でたどります。気になる話から読み進めてみてください。

焙煎を学ぶ順路

  1. 火を入れると、何が変わる?

  2. 道具と焙じ方を知る

  3. 産地やお店の工夫をのぞく

  4. 一杯の楽しみ方を広げる

  5. 紅茶、烏龍茶、麦茶の焙煎

焙煎用語集へ ↓

焙煎シリーズ

焙じた茶葉の大きな寄りと、立ち上る香りを象徴する金色の線の挿絵

LEARN無料会員限定

火を入れると、茶葉から香りが生まれる

湯のみから立つ香りを、もう少し細かく見てみます。棒茶を三つの温度で焙じた研究と、焙煎した茶の香りを分けた報告から、茶葉の中で起きていることをたどります。

記事を読む →
明るい黄金色から濃い茶色まで、色合いの異なる茶葉を三つの浅い器に並べた挿絵

LEARN無料会員限定

浅煎り、中煎り、深煎り。袋の言葉からお茶を選ぶ

浅煎り、中煎り、深煎り。この言葉は袋のどこに書かれていて、誰が決めているのでしょう。表示の基準と四つの茶商の説明、農林水産省の資料、それにコーヒー側の区分を並べて読みます。

記事を読む →
竹の茶さじに載せた細い茎と、その隣に広げた幅のある茶葉を対比した挿絵

LEARN無料会員限定

茎と葉、それぞれの香りをつくる火

茎茶や棒茶は、どこで選び分けられた何なのでしょう。表示の基準と産地の資料、二つの報告を読むと、茎と葉は火を入れる前から中身が違い、すすめられてきた条件も違っていたことが見えてきます。

記事を読む →
香りを象徴する曲線が立つほうじ茶と、茶葉のスケッチを描いた開いたノートのイラスト。

LEARN無料会員限定

ほうじ茶の香りを、研究の中でたどる

ほうじ茶の香りは、どう調べられてきたのでしょう。1973年の報告から最近の研究まで、香りの取り出し方、人の鼻の使いどころ、そして論文が「ここまで」と断っている範囲をたどります。

記事を読む →
円筒形の胴体と受け皿を持つ、汎用的な茶の焙煎機を描いた挿絵

LEARN

砂炒り、直火、遠赤外線。茶葉に熱を届ける工夫

焙煎の説明に並ぶ、道具や熱の名前。茶商と機械メーカーが紹介する方法から、茶葉に火を入れる仕事をたどります。

記事を読む →
布で持ち手を握った手が、小さな火の上で茶葉入りの焙烙を動かす挿絵

LEARN

家で茶葉を焙じる日。焙烙とフライパンの使い方

焙烙を手で動かす方法と、フライパンで乾燥と焙煎を分ける方法。茶商の手順を、道具ごとにたどります。

記事を読む →
無地の古い綴じ冊子と紙、陶製焙烙、金属製の加熱器具を組み合わせたイラスト。

LEARN

砂炒りの工夫と、遠赤外線の火入れ機

砂炒りの味を残したいという茶商の工夫と、遠赤外線を使う火入れ機。二つの記録から、技術を変える理由をたどります。

記事を読む →
浅い竹の篩に広がる、淡い黄金色の細い茶の茎を描いた挿絵

LEARN

丸八製茶場の加賀棒茶。浅く焙じて残す味わい

香ばしく、すっきりと飲める浅煎り。丸八製茶場の献上加賀棒茶とほうじたてから、原料と焙じ方の違いを読みます。

記事を読む →
濃く焙じた茶の茎と葉、別に置かれた炭の熾火を象徴的に描いた挿絵

LEARN

京都の茶商が選ぶ、強い火と浅い焙じ方

強い火を使いこなす仕事と、浅く焙じて残す香り。矢野園と舞妓の茶本舗の説明から、それぞれの仕上げ方をたどります。

記事を読む →
職人の両手が浅い盆の上で焙じた茶葉を広げているイラスト。

LEARN

ほうじ茶の専門店が伝える、焙じて包むまでの仕事

少量ずつ焙じ、冷まし、袋に包む。火の茶房、日本茶茶茶、小林商店の説明から、香りを届けるまでの仕事をたどります。

記事を読む →
棚に置いた蓋付きの茶缶と、開いた茶袋、茶さじのイラスト

LEARN

焙じたての香りと、家でのお茶の保存

お茶の袋を開けたら、香りを楽しみながら早めに飲む。家での保存と茶商の出荷前の仕事から、香りの扱いを考えます。

記事を読む →
二組の急須と湯のみを並べ、淡い色と濃い色の茶を描いたイラスト。

LEARN

浅煎りと深煎り、それぞれのお茶の淹れ方

熱湯で25秒、湯を冷まして約80°Cで1分。二つのお茶に添えられた案内から、急須で待つ時間の違いを見ていきます。

記事を読む →
深い茶色のほうじ茶葉、ミルクピッチャー、乳白色の渦が浮かぶほうじ茶ラテのイラスト。

LEARN

ほうじ茶ラテに、深煎りがすすめられる理由

ミルクを加えた一杯にも、お茶の香りを残したい。茶商がすすめる深煎りと、茶葉を替えるレシピの提案を読みます。

記事を読む →
コーヒー豆と概念的な焙煎ドラム、ほうじ茶の茎と陶製の焙烙を離して並べたイラスト。

LEARN

ほうじ茶とコーヒー、焙じる時間と豆の音

浅煎り、中煎り、深煎り。同じ言葉が使われるお茶とコーヒーを、焙煎時間や豆の音から見ていきます。

記事を読む →
浅く焙じた緑褐色と深く焙じた濃い褐色の、球状に丸まった烏龍茶の茶葉を二つの白い小皿に分け、隣に竹編みの焙籠を置いたイラスト。

LEARN

烏龍茶の焙煎。火の強さで変わる香り

烏龍茶にも、仕上げに火を入れる工程があります。焙煎の強さによる呼び分けと、そこで変わる香りを見ていきます。

記事を読む →
竹の盆に広げたよじれた紅茶の茶葉と、白い皿の焙じた茶葉、琥珀色の紅茶を注いだ湯のみ、奥に素焼きの焙烙を並べたイラスト。

LEARN

紅茶を焙じる。焙煎で変わる甘みと香り

兵庫と静岡、二つの茶園がつくる焙煎紅茶。紅茶にもう一度火を入れると、甘みと香りがどう変わるのかを見ていきます。

記事を読む →
煎った大麦、そばの実、炒り米を混ぜた玄米茶を三つの白い小皿に盛り、素焼きの焙烙と木のさじを添えたイラスト。

LEARN

麦茶、そば茶、玄米茶。台所に近い焙煎

大麦を200度台で煎り、そばの実を焙煎し、蒸した米を炒る。三つの飲み物の作り方から、焙煎の広さを見ていきます。

記事を読む →

焙煎用語集

砂炒り、焙煎度、遠赤外線。記事に出てくる9つの言葉をまとめました。出典によって意味の幅がある言葉には、その説明も添えています。

焙じる

鍋などに食品を入れて、水分がなくなるまで熱すること。あぶり焦がす、という意味もあると日本茶の基礎解説で説明されています。

火入れ(狭山火入れの説明)

お茶の仕上げ段階で熱を加える工程。狭山市の説明では、乾燥を十分に行って貯蔵性を高め、加熱香気を生成させて味や香りを向上させるとされています。

焙烙

持ち手の部分を持って、中に入れたものを火にかざして炒る道具。均等に炒るため、手首を軸に振って中のものを転がすと説明されています。

砂炒り

熱した石の遠赤外線効果で焙じる昔ながらの製法。手間がかかる分、均一に火が通り、焦げがなく仕上がると茶商が説明しています。

遠赤外線

理学と工学の分野で定義が異なる語。この論文では、3μmから1,000μmまでの電磁波を遠赤外線として用いるとしています。

浅煎り・深煎り

浅煎りは緑茶の旨味を生かした上品な香ばしさ、深煎りは強いローストによるほのかな甘みのある香ばしさ、と茶商が説明しています。

ハゼ(コーヒー用語として)

加熱によって生豆に化学変化が起き、膨張する際に聞こえる音のこと。「1ハゼ」「2ハゼ」の順番で発生すると説明されています。焙煎機の販売元による説明です。

茎茶・棒茶

煎茶や玉露の仕上げ過程で、茎や茶軸を選別して作られるお茶。茎茶と棒茶は、どちらも同じものを指す呼び名として紹介されています。

焙煎度

豆の重量の減り方、色、選ばれた化学的な指標など、いくつかの方法で定義できるとされる考え方。一つの決まった尺度があるわけではありません。